カテゴリー別アーカイブ: 中古ビジネスホン

gx24btel

ビジネスホンの電話機接続台数について

こんにちは。ビジネスホンORDERです

今回は、接続できるビジネスホン電話機の接続台数についてお話しします。
各種メーカーがありますが、弊社で出荷数の多いNTTとSAXAの一部機種をご紹介いたします。

■NTT αGX-S 最大電話機接続台数:10台 最大外線数:4ch

■NTT αGX-M 最大電話機接続台数:30台 最大外線数:12ch

■NTT αGX-L 最大電話機接続台数:480台 最大外線数:144ch

■NTT αNX-S 最大電話機接続台数:10台 最大外線数:4ch

■NTT αNX-M 最大電話機接続台数:30台 最大外線数:12ch

■NTT αNX-L 最大電話機接続台数:480台 最大外線数:144ch

■SAXA UT700standard 最大電話機接続台数:8台 最大外線数:4ch

■SAXA UT700pro 最大電話機接続台数:32台 最大外線数:12ch

■SAXA HM700standard 最大電話機接続台数:8台 最大外線数:4ch

■SAXA HM700pro 最大電話機接続台数:32台 最大外線数:12ch

※ch数とは?
同時に通話可能数とほぼイコールと考えていただいてよいかと思います。
回線がISDNの場合は1回線で2ch、アナログ回線の場合は1回線で1chとなります。
光の場合は契約ch数によって異なります。

同メーカーの同シリーズでも、接続できる最大の電話機台数と、収容できる最大の
外線数によって主装置のタイプを選択する必要があります。

例えば、オフィスに電話機を8台設置したい。同時に通話できる人数は6人(6ch)
とした場合、上記のNTTビジネスホンでは、電話機台数としてはαGX-Sでまかなう
ことができますが、ch数が「4」をオーバーしておりますので、αGX-Mの主装置で
対応する必要があります。

ここでNTT製ビジネスホンをご利用場合だけ注意点があります。

一口に電話機と言っても、卓上型電話機、コードレス電話機、カールコードレスと
大きく分けて3タイプの電話機があります。
NTT以外のメーカーでは、どのタイプ電話機でも電話機台数は「1」として換算しますが、
NTT製のビジネスホン場合のみ、電話機のタイプによって換算数が異なるのです。

■卓上型電話機:換算数=1
■コードレス電話機 アンテナが3機接続可能なものの場合:換算数=2
■コードレス電話機 アンテナが1機接続可能なものの場合:換算数=1
■カールコードレス:換算数=2.5
※カールコードレスとは、電話機本体と受話器の通称クルクルコードがないタイプの電話機です。

NX24CCL
上記はNTTカールコードレス電話機(NX-24CCLSTEL-<1><W>)です。

つまり、卓上型電話機以外のタイプのものを接続した場合、NTTビジネスホンでは
最大接続台数まで電話機を設置できない場合があるということです。

例えば、NTTαGX-S主装置をご利用で、
卓上型電話機×5台 アンテナ3機用×1台 コードレス×1台
を設置希望の場合、換算数は「5+2=7」となります。
GX-Sでは、最大電話機接続台数が10台ですので、この場合はご利用可能となります。

別な例で、同様にNTTαGX-S主装置をご利用で
卓上型電話機×5台 アンテナ3機用×2台 コードレス×5台 カールコードレス×1台
の設置希望の場合、換算数は「5+2×2+2.5=11.5」となります。
GX-Sでは、最大電話機接続台数が10台ですので、この場合はご利用「不可」となります。

なお、NTT以外の電話機では、原則はどのタイプの電話機でも換算数は「1」です。

主装置選択の際には、ある程度先を見越して電話機台数とch数を検討する必要があります。
FAX接続や受付用電話機の接続がある場合なども含めて、ご検討の際にはご相談ください。

業界歴10年以上の担当がお客様のご要望に合わせて最適な機器構成をご提案させていただきます。

 

電話機増設の際のご注意点

こんにちは。ビジネスホンORDERです

今回は電話機増設の際のご注意点についてお話ししたいと思います。

弊社にも「電話機を増設したいのお見積りをお願いします。」というお問い合わせは
よく頂きます。

弊社で導入いただきましたお客様のビジネスフォンの施工につきまして、工事履歴や
導入いただいた機器構成などをデータベースにして保管しておりますので問題ない
のですが、他社様で導入いただいたビジネスフォンに対して弊社で増設のお問い合わせ
をいただく場合、型番をお確かめいただく必要がございます。

もちろん、お問い合わせいただきました際に弊社で確認をさせていただいておりますが、
参考までにご案内したいと思います。

今回はNTTの電話機を例にみてみましょう。

下記の図はNTTのGXというシリーズの電話機の裏側です。

gx24btel

どのメーカーも電話機の裏側に型番の記載があります。
場所はほぼ一緒です。

上図のNTT GXでいいますと、図中の赤枠部分が型番の記載です。
少々小さくて見にくいと思いますが、「GX-BTEL-W」と記載されています。

メーカーによって型番の意味は異なってきますが、NTTの場合、下記ようになります。

◆GX:  シリーズ名。シリーズが異なると接続できない電話機があります。
◆: 電話機の外線ボタンの数を表しています。
◆BTEL: バス配線方式に対応した電話機を表しています。
◆:  「後期型」を表しています。
◆W:  電話機のカラーが「白」を表しています。

配線方式等の説明は別の機会でご説明いたしますが、図の電話機の場合、
「GXシリーズの外線ボタンが24あるバス配線用の白の電話機」ということになります。

上記はいずれも重要です。
ビジネスフォンを増設される際、既存の電話機と同様の電話機である必要があります
ので、上記を正確にお伝えいただく必要があります。

上記項目のいずれかでも異なりますと、電話機が接続できないということもあります。
外線ボタンの下図は電話機のカラーが異なっても接続は可能ですが、他の記号については
厳密な規定がありますので要注意です。
特に、一番見落としがちなのが、上記でいいますと「BTEL」の「B」です。
NTTの場合は「B」の他に「S」があります。
「S」は配線方式が「スター配線」に対応しているという意味になります。

もし型番が、「GX-STEL-」であった場合、配線方式のみが上図の
「GX-BTEL-」と異なるわけですが、たった一文字の違いが配線方式の違いを
表す重要な記号であるということです。

バス配線用の電話機とスター配線用の電話機は全く互換性がありません。
当然、ビジネスフォン主装置の中に実装されているユニットと呼ばれる基盤もバス配線と
スター配線では異なってきますので、電話機増設に伴ってユニットも追加される場合には
ユニットもバス用のものを用意します。

余談ですが、配線方式が「バス配線」と「スター配線」の2通りあるのはNTTの電話機のみです。
他のメーカーでは配線方式による電話機の違いはありません。

当店では、お客様に懇切丁寧なご説明をモットーとしております。

ビジネスフォンのお見積りの中には色々な項目が記載されており、それらが一体何なのか、
また本当に必要かどうかもなかなかお分かりにくいと思います。
もちろん、可能な限りご説明はさせていただいておりますが、ご不明点などございましたら
お気軽にお問い合わせください。

業界歴10年以上の担当が、お客様に最適なご提案をさせていただきます。